「学校を作りたい」-何時の頃からか、そんなことを考えるようになりました。私自身、曲がりなりにも30年近く企業人として務まっているのは教育のお陰です。人生を創るのは個人でも、どんな人生にするのかの選択肢を増やすことができる環境は、国や民族、老若男女を問わず提供されるべきです。この考えと、学生時代から関心のあった発展途上国への思いが冒頭の夢を形成しました。
この学校から巣立った子供たちが、それぞれのキャリアを描きながら成長し、30年後に「今の自分があるのは教育のお陰。自分も後に続く人たちの成長を支援しよう」と考え行動してくれたら……。このワクワク感こそ、私の大きな生き甲斐のひとつです。
(神﨑 敏彦様)