国際交流

これまで、アジアに建設した学校と日本の学校がフレンドシップ校となり、お互いの生活・伝統・文化を学びあってきました。日本の子供たちから、学校の写真や絵や壁新聞などの作品をAEFAスタッフが直接お届けする、顔の見える交流です。アジアの子どもたちにとっては、広い新しい世界を知る機会となりました。交流をきっかけに、日本の児童・生徒の協力参加でアジアに学校を建設支援したり、学校を訪問したり、また招へい事業でアジアから日本の学校を訪問した生徒もいます。

AEFAが映像や画像で記録してきたアジアの生活や学校の様子は、国際理解教育の実地教材となっています。日本の学校でAEFAスタッフらが行う「出前授業」も750回を超えました。

2021年、「新しい交流の窓」として、今の時代に合ったかたちで交流をすすめていきます。

いま、日本にはたくさんの東南アジアからの留学生や技能実習生たちが暮らしています。身近におられるこうした方々を通して、その国のことを知ったり理解したりする「新しい窓」です。

生まれ育った故郷や現在の自身の生活や思いを教えていただき交流することで、世界や人とのつながりをより身近に感じ、理解を深めるきっかけになればと願っています。

学校や子供たちだけでなく、誰でもどんな人でも、お互いに学び合い助け合いながら、ともに心豊かな暮らしを実現してまいります。

「新しい窓」

TVAYamagata(在山形ベトナム人協会)さんと連携しています。

同協会は“「学ぶ」「つながる」「助け合う」で笑顔になれるコミュニティ”を共につくろうと、在留しているベトナムの方・他の国の方たちと一緒に、「日本語教室(オンライン併用)」や交流会をボランティア活動として行っています。

今の日本は、外国人労働者無くしては成り立たない・・・といいますが、わたしたちは、そういった方々の存在に気づいていない・見えていないのも実情ではないでしょうか。

現在、「日本語をもっと学びたい」との希望が山形県だけでなく全国から寄せられており、「オンライン」であればより多くの希望に応えることができます。「やさしい日本語」で一緒に勉強したり、時間を共有したり、お話しを聞くことは心に寄り添うことでもあります。一人一人の関係から、相互理解と交流に繋がっていきます。

「今できること」として、またこれからの時代に、とても大事な取り組みだと考えています。

(この取り組みをもっと知りたい・ボランティアに参加してみたい ・・ お問合せはこちらから!)