教育⽀援プロジェクト

アジアに建設した学校が、真の学びの場として充実していくために、AEFAはその地域に合った様々な教育支援プロジェクトで継続して見守ります。すぐに成果が出るものではありませんが、保護者や村人の意識、先生の意識が変わっていくことが、学校で行われる教育にも大きく影響します。
具体的なプロジェクトの紹介です。

レインボーライブラリー図書館(ベトナム)

日本の小学校は図書室に多くの本が並び、子供たちはいつでも読書を楽しむことができますが、世界には読書環境が整っているとはいえない地域が多くあります。子供たちの世界と視野を広げ、想像力、考える力、表現力を身につけるため、ベトナム山岳地帯の小学校に図書館を建設、本や教材を設置。読書啓蒙活動で読み聞かせや読書内容の発表会、好きな物語の絵を描いたりして本に親しみ、主体的に読書ができるようになることを目指しています。

チン族難民の学校支援(マレーシア)

 マレーシアには、近隣諸国からの難民や庇護申請者が17万人以上います。ミャンマー北西部チン州山岳地帯から国軍による弾圧や武力衝突を逃れてきたチン族難民は2万人以上。マレーシアは難民の人権を守る国際条約(難民条約)を批准していないため、定住できず正規雇用や義務教育は認められていません。難民キャンプもないため、チン族の仲間やNPO、ボランティアの協力を頼りに助け合って暮らしています。Chin Student Organization(CSO)は、チン族難民の若者たちが運営する学校です。子供たちが目標と夢をもち、未来に向かって成長できるよう、大事な学びの場を継続するための支援です。

環境プロジェクト(ラオス)

 経済発展が進む中で、少数民族の村の生活の中にもプラスチック製品が急増しています。しかしプラスチックごみの処理施設は当地にはなく、環境保全についての知識や危機感をもつ人も(政府の役人であっても)殆ど無い状況。このため、ごみは埋めるか燃やすか川に流すことで対処しており、投棄や焼却による環境/健康への影響が懸念されています。

 近年、サラワン県サラワン郡とラオガム郡では住民数が増えており、それに伴って潜在的な環境リスクも高まっています。リスクが現実になる前に、自分たちの問題として考え、生活の場を守るために行動できるよう、自分たち自身で健全な環境をつくりだしていくためのプロジェクトです。

CRP 子供のリーダーシップ育成プログラム(ラオス)

山岳少数民族の子供は、民族の言葉とラオス語の違いによる言葉の問題や、外部との交流がないために「自分の考え・意見を持てない」「自信がない」といった主体性や積極性やリーダーシップ等に欠けるという課題があります。幼稚園が無い村でも、このプログラムのトレーニングを受けた小中学生の「お兄ちゃんお姉ちゃん」が先生代わりとなり、幼児にラオス語や絵・遊び、手洗いなど保健衛生の知識などを教えます。リーダーとしての自覚と自分たちが持つ伝統や文化といったアイデンティティへの誇りを促し、併せて、小さな子供たちにとってのロールモデル(目標、憧れの存在)となっていく、これらのプロセスを通じて、すべての子供たちがそれぞれに成長していく、それが、本プロジェクトの目的です。

牛銀行・農業・織物プロジェクト(ラオス)

牛を育てて増やす牛銀行、キノコ栽培や学校菜園など農業、伝統的に伝わる民族の手織物の振興を応援するプロジェクトです。織物や農業の技術を習得するとともに、継続して活動することで収益が出るようになります。収益は、教員の給与補助、学校運営費、学校改善計画に活用されます。外部支援に頼らずとも、自分たちで計画を立て主体的に学校を改善していくことができます。