AEFAは「3層構造理念」で活動しています。
・創る - 学校建設等を通じたアジアの主に少数民族のための教育支援
・育てる ― 住民参加による地域の自立支援
・仲間になる ― パートナーシップ精神で学び合い、理解を深める交流
地域コミュニティと共に学校を創ります。
建設にあたっては、AEFAスタッフが現地パートナーNGOとともに現場を視察し、村人と話し合って決定します。村人代表、行政、NGO担当による学校運営委員会を設置、建設内容・建設後の運営を徹底的に話し合います。
学校建設には村人たちが積極的に参加し、木材の伐り出し・校庭の整備・基礎の埋め戻し等を行い、「自分たちの学校」という意識が高まります。
新校舎建設後も、図書館、寮、奨学金、先生基金、環境プロジェクト、子どものリーダーシップ育成プログラムなど、地域に合った教育支援で見守ります。
学校を中心に、学校から地域へより広い社会へと可能性を拡げます。
物事を相対化して見る基礎力と様々な知識・経験を身につけたうえで、子どもたちが自らの未来のため・コミュニティのために最適な選択をする一助となることを目的としています。また、子どもを中心に村の団結力を強め、自助と自立の芽を皆で育て、地域力を高めることにつながります。
アジアに建設した学校と日本の学校がフレンドシップ校となり、お互いの生活・伝統・文化を学びあってきました。これまでのフレンドシップ校は、のべ95校。AEFAが映像や画像で記録したアジアの生活や学校は、国際理解教育の実地教材となります。また、アジアの子どもたちにとっては、広い新しい世界を知る機会となります。
2021年「新しい交流の窓」として、今の時代に合ったかたちで実践していきます。いま、日本にはたくさんの東南アジアからの留学生や技能実習生たちが暮らしています。身近におられるこうした方々を通して、その国のことを知ったり理解したりする”新しい窓”です。
生まれ育った故郷や現在の自身の生活や思いを教えていただいたり交流することで、世界や人とのつながりをより身近に感じ、理解を深めるきっかけになればと願っています。