フレンドシップ交流(国際交流)

AEFAのフレンドシップ交流とは?

AEFAでは、建設したアジアの学校と日本の学校で姉妹校提携を結び、フレンドシップ校としてお互いを知り、交流を深めるサポートをしています。手紙や絵、壁新聞などの作品を作り、AEFAスタッフ自らがそれを直接届け、橋渡し役となることで、顔の見える交流が可能となります。交流を通じて、アジアの子どもたちの元気に生きる姿、一生懸命に勉強する姿を見て、日本の子どもたちは「生きる力」「学びへの気づき」を感じます。そして同じアジア人として助け合って生きているという現状を知り、その中で思いやりの気持ちを育んできました。世界における日本の役割や、ものが豊かな自分たちの環境や生活を見直すきっかけになり、自分たちにできることを積極的に考えたり、行動につなげています。

AEFAは、「他人の痛みを自らの痛みとして感じ、彼らの痛みを和らげ、消し去るため、自分自身に何ができるかを考え、自ら、そして仲間と共に行動をおこす子供を育てていくこと」を目標にしています。

日本の子供たちの目が輝く!出前授業

日本の小学校の総合学習や道徳、社会科の時間にAEFAスタッフを派遣し、出前授業を行っています。これまでに日本の学校通算95校が、アジアの学校とフレンドシップ交流(国際交流)をし、AEFAスタッフによる出前授業も573回を超えています。


アジアの子供たちにも見られる交流の効果

アジアの子供たちにも見られる交流の効果

日本のお友達からの絵を眺めて

  • "交流"という新しい経験を通し、子ども達の性格が開かれ、手紙や絵で自己表現したり、人前で話すことができるようになる・・など、自信を持つようになった。
  • 日本に友達がいる・・という喜び・誇りが、学習のやりがいにつながる。
  • 日本という未知の国・新しい世界への関心を持ち、世界がより広く開かれた。
フレンドシップ交流(国際交流)は、現地の学校にとっても、世界が広がり、自立に向けての動きにつながっています。

日本⇔アジアの学校の双方向の交流

日本⇔アジアの学校の双方向の交流

子どもたちの思いがこめられた鯉のぼり

2011年3月の東日本大震災の直後、アジアの山奥にもそのニュースが伝えられ、食べるものもままならない地域でも、村をあげて日本のために募金活動をしてくれたり、子供たちも朝食を我慢して、そのお金を寄付してくれました。その後、交流している日本の学校へも応援メッセージ、励ましのメッセージが届けられました。鯉のぼりに書かれたアジアからのメッセージは日本に届けられ、その思いを受け取った福島の子供たちが、お返しに感謝の気持ちを寄せ書きし、アジアの子供たちのもとへ戻っていきました。困っていればお互いに助け合う双方向の交流がこうして生まれ、そしてこれからも深まっていくことを願っています。