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<木の温かいぬくもりをアジアへ>

戦後の日本では、全国的に画一的に、防震・防火性に優れた鉄筋コンクリートの建築が主流になりました。団塊の世代が就学年齢に達し、大型の建築物を短期間に建設する必要があったためです。

現在ベトナムでも、政府制定の規準様式で、画一的なコンクリートの学校が風土を問わず作られています。校庭も、ぬかるまないコンクリートがいいという認識があります。

(クリックすると内容がご覧頂けます)

しかし、建設され続けた鉄筋コンクリートの校舎は、歳月を経て風化すると再生できず単なる廃棄物となる、また補修ができないために却って高コストとなる・・・といった問題点がありました。そこで1990年頃から、日本の高温多湿の気候に適した木造建築が見直され始めました。木材は再生循環型材料であり、補修面からもトータルコストは低くなります。

岩手県紫波町では、地元の木材と地域の匠の技を集結して建築された学校(星山小学校、上平沢小学校)が、建築家佐川氏の設計で作られました。
ベトナム・フーカンB小学校では、建築家佐川氏が現地を訪れ、木の文化を取り入れた学校建築が行われました。
これらの学校はフレンドシップ校として交流を始めています。

星山小学校(岩手県)
上平沢小学校(岩手県)
フーカンB小学校(ベトナム)

2007年4月
星山小学校の落成式に、ベトナムのフーカンB小学校の先生が招待され、交流を深めました。

建設に従事した工務店関係者、友の会の会員の方から旅費のカンパがあり、フーカンB小学校のリン校長先生、教育庁ホー先生が来日。交流授業でベトナムを紹介したり、落成式に参列しました。

 校舎の前で記念撮影        ベトナムを紹介した交流授業      給食も一緒に食べました
 
2006年11月
星山小学校から、子どもたちが端材で作ったコースター・巣箱が、フーカンB小学校へ送られました。

星山小学校の環境学習プランの一環で、星山小学校の建設中に出た端材で、親子でコースター、巣箱などを作りました。それらをフーカンB小学校へ送りました。

 
 
2006年6月
佐川旭建築士がベトナムを視察、ベトナムの設計士と「木の学校」について打合せしました。

佐川建築士が建設中のフーカンB小学校を訪問。ベトナムの建設について現地の設計士と建築について話し合いました。「地域の人々や子どもたちが、学校に愛着と誇りを持てるような工夫すること」を提案、木の温もりとクメールの伝統を取り入れた図書館を考えました。

建築現場を視察
打合せ
佐川氏のアイデアをもとに作られた完成予想図