ベトナムの学校

ベトナムの地図

<北部>

省名 建設数
ランソン省
タイグエン省
トゥエンカン省
フートュー省
タンホア省
ゲアン省
ホアビン省
フンイェン省
イェンバイ省
1
1
3
1
1
1
1
1
1

<中部>

クァンビン省
トゥアティエン・フエ省
カンナム省
ダナン省
1
3
8
1

<中部高原>

コントム省
ダックラック省
44
10

<南部>

ヴィンロン省
チャビン省
タイニン省
1
4
1

ベトナム・学校建設の例

AEFAのベトナムの学校建設は、北部の山間部から南部のメコンデルタ地域、ベトナム戦争の激戦地であった中部高原、中部とベトナム全域で展開しています。現在(2009年)の建設校は50校を超えました。
ベトナムの都心部には、海外からの投資も積極的に入り、中進国に向け発展していますが、都市部と周辺の地域の格差は広がるばかりです。少数民族が多い山岳地域ではインフラの整備も遅れ、このような地域の学校は、竹で編んだような簡易な作りの校舎であったり、倉庫や村の集会場を借りての授業が行われています。教室数も足りず、午前・午後の2部制の授業が行われています。また、近くに学校がないため、2−3時間かけて歩いて学校に通う子どもたちもいます。
AEFAの学校建設がきっかけとなり、地方政府も合わせて支援するケースも出はじめ、教育環境の整備が図られています。


ベトナムの学校建設の実績

マンリー小学校(コントム省トゥモロン郡)
―ベトナム戦争の激戦地だった中部高原にある

生徒数:102名(3-5年生)/教員数:23名(中学も含む)

<建設前>

マンリーとは「天に昇る」と言う意味で、歩くとき膝が鼻につくほどの険しい山にある。現在道は舗装されているが、かつては陸の孤島だった。子ども達も十分に食べられていない様子で、寄生虫を湧かしている子が多い。校舎は竹葺きで、トイレ、水もない。

建設前

<建設後>

2008年3.5教室の校舎を建設。また、同時期に政府支援で2教室の新校舎ができたことにより、教室数が増え、全日制になった。政府より貧困家庭子供に対する給食支援により、学校で昼食が食べられるようになり、子供が学校に来れるようになった。

建設後

ティン・トゥオン小学校(ダックラック省クロンアナ郡)
―ハンセン病コロニー内にある

生徒数:378名/教員数:21名

<建設前>

村の80%がハンセン病患者で、ハンセン病の両親を持つ子が多い。8教室の旧校舎は4教室しか使用できない。電気はあるが、水道はない。年度始めは600名以上が登校してくるが、年度終了時点では400名台まで落ちる。収入はほとんどなく、家屋も国の少数民族支援政策によって建てられた。

建設前

<建設後>

2007年に5教室+井戸+トイレの新校舎が建設された。建設後、日本との交流にはとても意欲的である。校長先生もやる気があり、学校に勢いがある。AEFAとして2010年にあと一棟追加建設を決定し、教育環境の充実を図っていく。

建設後

タンホアA小学校(チャビン省)
―奨学金制度も合わせて導入

生徒数:140名/教員数:18名

<建設前>

この地区はクメール族が34.84%を占め、平均的な収入は月18万ドン(約1200円)/人。男性は日雇い労働に出たり、女性は住み込み家政婦として働きに出ている。住居が転々と変わり、経済的理由で学校に通い続けるのが難しい子どももいる。旧校舎は教会の穀物倉庫を使用。電気もなく、修理を重ねてきたが、壁にひびが入り、柱は腐り、倒壊の危険があった。

建設前

<建設後>

2008年、4教室+図書室兼集会室+WC+井戸の新校舎が完成。この完成を受け、2009年12月、政府の支援も決定し、さらに新校舎(4教室×2階建の校舎)も作られた。これで全学年全日制になる。新しい学校ができ、奨学金制度で出席率が大幅に改善された。 

建設後